今回は千葉県にある九十九里で堪能した蛤(はまぐり)をご紹介します。
千葉県の名産として有名な蛤(はまぐり)ですが、実はまともに食べた記憶が無かったので九十九里に立ち寄る機会があったので堪能してきました。
九十九里ってどこ?という人のために軽くGoogleMapで場所をご紹介します。
九十九里の場所と特徴
九十九里町は、千葉県の山武郡にある町です。
上の図が九十九里にある片貝海水浴場です。
東京から車でドライブでいくなら、2時間もあれば余裕で九十九里町まで行けます。
(有料道路や高速を使わなくても、下道だけでも2時間もあれば全然いけますよ。)
九十九里は、太平洋側の海にある海岸で高い波が楽しめるのが特徴。
太平洋の高い波が楽しめるため、春から夏・秋頃にかけて多くのサーファーが押し掛けます。
片貝海水浴場は、遠浅の海水浴場なのですが結構な高い波が押し寄せてくるのでボディボードで遊んだり浮き輪で遊泳する家族連れも多くファミリー層で海水浴に行くなら九十九里はオススメスポットです。
夏場の海水浴の時期は監視員の方が常駐していて、遊泳禁止区域もロープでキチンと区切られているので安心して遊ぶことができます。
海水浴場ではサーフィンは禁止されているので、遊泳客とサーファーが事故などのトラブルになる可能性はほとんどありません。
片貝海水浴場の駐車場
海水浴場近くの駐車場もかなり広く、駐車スペースが無く入れなかったことはありません。
普通車なら朝6時から夕方18時まで500円で駐車場が利用できます。
ただし、今はコロナの影響で九十九里町すべての海水浴場が開設中止されているのでご注意ください。
九十九里町にある食事処・直売所
九十九里には結構多くの食事処があり、中でも海鮮を提供しているお店は観光客で繁盛しています。
目についた有名どころのお店をご紹介します。
ばんや
ばんやは海鮮丼や刺身などを提供しているお店で、お昼過ぎでしたが店先には長蛇の列が出来ていました。
コロナの影響で各店では入場制限をしているので列の長さにもよりますが、店内に通されるのはおおむね1時間から2時間待ちになります。
矢仲水産(直売所)
こちらは鮮魚や干物の直売所である矢仲水産の直売所
お店の中に食事スペースはないようですが、鮮魚や干物のお土産を買うならオススメの直売所。
特にアジの開きが人気です。
海釣りセンター
こちらは関東最大級の釣り堀の海釣りセンターです。
釣り放題で釣った魚は全て持ち帰り可能。
釣り好きなら立ち寄ってみても楽しいと思います。
火曜日は定休日なので、ご注意ください。
その他、詳細は海釣りセンターの公式HPで確認してください。
大漁亭
こちらは蛤のお吸い物や鮮魚のコース料理が人気の大漁亭。
写真を撮ったのは15時過ぎでしたが、駐車場には車がギッシリでした。
大漁亭の店内はかなり広いのですが、昼時を過ぎてもまだまだお客さんが詰めかけている状態です。
私が入ったお店は九十九里倉庫
九十九里には先にご紹介したような色々な食事処がありますが、どこも満車状態で駐車場に空きがないほど埋まっていました。
どこか空いているお店はないかと辺りをドライブしていると、九十九里倉庫に1台だけ駐車場が開いているのを見つけたので駐車場に車を滑り込ませました。
九十九里倉庫の向かいには道路を挟んで大漁亭があります。
九十九里倉庫
駐車場に車を止めたら、お店の中にある受付け用の台帳に名前と人数を記入して店先で待ちます。
お店に付いたのは12時過ぎでしたが、すでに大勢のお客さんが詰めかけていたので25番待ちの状態。
名前を呼ばれて席に通されるまで1時間以上待ちました。
ちなみに、名前を呼ばれてもその場に居ないとすぐに次の順番待ちの人の呼出しがされて順番がパスされてしまうので、車で待つ場合は注意が必要です。
この日は名前を呼ばれた時に、その場に居ないお客さんが多く5組以上の順番がパスされていました。
裏庭で海鮮BBQができる
併設のバーベキューガーデンKIRAKU BBQでは、手ぶらで行ってバーベキューができます。
食材と道具を全部レンタルしても一人3,000円。
食材を持ちこんだ場合は道具のみのレンタルで1,500円。
大きくて綺麗な庭先でBBQが楽しめるので、家族連れの方にはオススメ。
店内は広くて明るい
九十九里倉庫はお店の名前の通り、倉庫をそのまま食事処として改装したお店ですが店内はとても広いです。
外観は倉庫のままですが、お店の中は画像の通り広くてとても明るく風通しも良いので換気もバッチリでした。
席にあるクッションが大きくて座り心地はとても良いです。
昼定食と焼き蛤(はまぐり)の中玉半分
昼定食はA,B,Cの3種類
Bは刺身定食。
Cは日替わり定食。
この日はCの日替わりがアラ煮でした。
Aの天ぷらと刺身で悩んだ末、Bの刺身定食をチョイス。
海鮮丼もメニューにあったのですが、数量限定で且つ2,500円と高額だったのでこの日は海鮮丼は我慢しました。
(ちなみに、両隣りの席のお客さんたちもみんな刺身定食を頼んでいました。)
海鮮丼を我慢した代わりに、九十九里と言えば焼き蛤(はまぐり)!
という事で、焼き蛤の中玉半分を追加でオーダー。
蛤には、大きさによって大玉、中玉、小玉の種類があります。
また、半分でオーダーしたところ4個の蛤が運ばれてきました。
B.刺身定食
メインの刺身はマグロとカツオのぶつ切りが2切れずつ。それに鯵と白い貝の刺身が2切れずつ。
また、ご飯とみそ汁におしんこと切り干し大根の小鉢が2つ付いてきます。
このボリュームで1,000円は正直、かなり満足でした。
(ただ、わさびが付いてこなかったのが唯一の不満でした。)
焼き蛤(はまぐり)中玉半分
蛤(はまぐり)は画像のようにボールの中に入った状態で生のままで席に運ばれてきます。
蛤の焼き方
1.トングを使って自分で焼き台の上に蛤を置きます。
2.しばらくすると、貝の口が開いてくるので汁をボールに移します。(汁はしょっぱくて飲めません)
3.貝がパカッと開いたら、貝を綺麗に開いて身の付いている側に専用のタレを垂らします。
4.ふつふつと煮立ったらお皿に移して食べます。
焼きあがった直後の焼き蛤はホクホクしていて、塩味が海を連想させてくれます。
中玉でも身がギッシリしていて、とても満足な食べごたえがありました。
キチンと砂抜きされているので、ジャリジャリする感じは全くありません。
お会計とお土産
2人で行ったのですが、Bの刺身定食×2と中玉半分の焼き蛤(はまぐり)でお会計は3,740円でした。
はまぐりは4個で1,400円だったので、1個あたり350円でした。
はまぐりって結構な高級貝なんですが、旅の思い出にはとっても良いと思います。
レジの横には、蛤の貝を持ち帰れるようにカゴの中に沢山の貝が入った状態で置かれています。
旅の思い出に蛤の貝殻を持ち帰れるのは嬉しいサービスでした。
この記事のまとめ
大ぶりな蛤は食べごたえがありました。
私は中玉の半分を頼んだのですが、中玉でも十分な大きさがありました。
焼きあがったばかりなので、こりこりと言うかシットリした蛤の感触と潮の風味が口の中いっぱいに広がります。
何と言っても、自分で焼き台を使って蛤を焼くのが楽しいのでとても良い旅の思いでになりました。
家族連れの方が九十九里に遊びに行くのであれば、絶対に蛤(はまぐり)を頼んでほしいと思います。
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