不正ログイン!?Zoomアカウントが知らぬ間にロックされた場合の原因と対処方法

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本記事では、Zoomアカウントが知らぬ間にロックされた場合の対処方法をご紹介しています。

Zoomへのサインインを連続で失敗すると「ログイン試行失敗の最大回数6回に達したため、30分間ブロックされます。」というメッセージが表示され、30分間サインインできなくなってしまいます。

「これからZoomを使わなきゃいけないのに!」と言う時は焦ってしまいますよね。

Zoomアカウントがロックされた画面
アカウントがロックされた画面

これは、初期設定では6回連続でパスワードミスをするとZoomのセキュリティ機能によって、アカウントがロックされる仕様になっているためです。

Zoomアカウントがロックされる原因

Zoomカウントがロックされる原因としては、「パスワードの入力ミスを複数回連続で行ったこと」しかありません。

これは、ブルートフォース攻撃と言われる(パスワードの総当たり攻撃)からZoomアカウントを保護するため、連続でのパスワードミスが発生した際にセキュリティ機能によって対象アカウントがロックされる仕様となっているからです。

・ブルートフォース(総当たり攻撃)とは

総当たり攻撃とは、暗号暗証番号などで、理論的にありうるパターン全てを入力し解読する暗号解読法。例としては、自転車のチェーンロックやトランクダイヤル錠を、全ての番号の組み合わせ(4桁なら0000から9999まで)を片っ端から試す方法と同じで、この「片っ端から」で、いずれ正解に行き着こうというものである。

引用元:ウィキペディア
もしも、ご自身でパスワードミスした覚えがないのであれば、誰かがあなたのユーザーアカウント(Zoomに登録したメールアドレス)を不正利用しようと試みた可能性があります。

対処方法

まずはZoomアカウントのロックを解除しましょう。

Zoomアカウントのロックを解除する

パスワードをリセットすることで、30分間待つことなくZoomアカウントのロックを解除することができます。(有料ライセンス/無料ライセンスどちらであっても共通です)

パスワードのリセット方法はこちらの記事の中でご紹介していますのでご参照ください。

パスワードの連続失敗に覚えがない場合

もしも身に覚えがないとしたら、第三者にブルートフォース攻撃を受けている可能性があります。

以下の対処を検討しましょう。

・Zoomにサインインしてアカウントパスワードをより強固なものに変更する
・Zoomの登録メールアドレスを変更する

何らかの原因であなたのメールアドレスが第三者に流出してしまったか、たまたま不特定多数に攻撃した攻撃者の標的になってしまったなどの可能性もあるのでしばらく様子を見ても良いかもしれません。

「家族や同僚・友達などがいたずらした場合や、誰かが誤ってあなたのZoomアカウントにサインインしようとしてしまった。」などの可能性も考えられます。

2要素認証を設定して、パスワードをより強固にする

心配であれば、Zoomアカウントに2要素認証を設定することで、より強固なセキュリティを実装することができます。

2要素認証とは

「2つの要素で認証する」という意味で通常のパスワードでの認証に「ワンタイムパスワード」や「一時トークン」をプラスすることでアプリケーションへの認証をより強固にするものです。

最近では、銀行や金融系などの特に重要なオンラインシステムにログインする時などにもこの方法が使われているので、「ワンタイムパスワード」とか「一時トークン」など聞いたことがある方も多いと思います。

Zoomアカウントに2要素認証を設定する方法は、以下の記事を参照してください。

2要素認証と言うと、難しく聞こえるかもしれませんが設定方法は至って簡単なのでZoomアカウントのセキュリティを高めるにはオススメな設定です。

この記事のまとめ

Zoomアカウントが知らぬ間にロックされてしまった場合は、アカウントのロックを解除しアカウントのパスワードをより強固なものに変更するかアカウントのメールアドレスを変更するなどの対処を考えてみましょう。

上記対処を実施しても同じように知らぬ間にアカウントがロックされていた場合は、あなたのメールアドレスを知る人間(家族や友人、同僚など)のいたずらによる可能性も考えられます。

Zoomには2要素認証を設定することができるので、セキュリティをより強固にしたい場合はトークンソフトウェアとの2要素認証を設定する事をオススメします。

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