先日、自宅に「マイナンバーカード交付申請のご案内」という通知書が届いたので、色々と調べてみました。
この通知書は、マイナンバーカード(個人番号カード)を持っていない人向けに送られてくる通知で国策としてマイナンバーの普及推進を目的としています。
マイナンバーカードとキャッシュレス決済システムを紐付けることでお得な特典があるので興味がある人はぜひチェックしましょう。
本記事では、マイナンバーカードとマイナポイントを調べてみた、お得情報をご紹介します。
マイナンバーカードとは
総務省の推進している社会保障番号制度と言われる制度の中心といっても過言ではないもので
マイナンバーカードは、個人番号カードとも言われ、ICチップが付いているマイナンバー(個人番号)の記載された身分証明書のこと。
上の画像はマイナンバーカードの見本画像ですが、マイナンバーカードには以下の情報が記載されます。
マイナンバーカードに記載される情報
表面
・氏名
・顔写真
・有効期限
・性別
・住所
裏面
・ICチップ
・氏名
・生年月日
・個人番号
・QRコード
・カードを紛失した時の連絡先(個人番号コールセンターの電話番号)
ちなみに、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)は24時間・365日受付していて
紛失・盗難によるマイナンバーカードの一時利用停止についてはいつでも対応してくれるそうです。
ICチップについて
セキュリティ上、マイナンバーカードに付いているICチップには個人情報などは保存されないようです。
また、カードから無理に取り外そうとするとチップが破損するように作られています。
他人に見られることは大丈夫?
総務省の公式では、『写真が付いているので他人にカードを見られたところでなりすまし等、悪用される可能性は低い』と説明されています。
でも、何があるのか分からないし他人に見せることは正直怖いですよね。
ちなみに、不特定多数の人間に見られる可能性のあるネット、SNSなどへのマイナンバーカードの公開は禁止されています。
マイナンバーカードのメリット
マイナンバーカードでできることを調べてみたらびっくりこんなに便利なカードなんですね。
1.公的な身分証明書として利用できる
2.各自治体のマイナポータル(オンライン行政システム)で各種申請ができる
3.民間のオンライン取引で利用できる
4.これまでにサービスごと(市町村ごとに)複数必要だったカードがマイナンバーカード1枚に集約される
5.コンビニで住民票や印鑑証明などを取得できる
運転免許証を持っていない方なんかはマイナンバーカードを取得しておくと身分証明書に使えるので便利ですよね。
コンビニなどで取得できる公的文書は以下の物です。
・住民票の写し
・住民票記載事項証明書
・印鑑登録証明書
・各種税証明書
・戸籍証明書
・戸籍の附票の写し
特に個人を特定するための電子証明書として各自治体のポータルサイトにログインするときに利用できるので、セキュリティの安全面が担保されるわけですね。
マイナンバーカードのデメリット
マイナンバーカードは身分証明書の他に、各種電子取引で使える便利なカードであることを逆に考えると、マイナンバーカードを紛失してしまうと他人に自分のカードが不正利用される危険性もある訳で、保険証や免許証などと同様、かなり紛失や盗難には気を付けないといけなくなりそうです。
重要度は保険証や運転免許証と同等かそれ以上かも
マイナンバーカードの申請方法
オンラインで簡単申請
「マイナンバーカード交付申請のご案内」に記載のQRコード(オンライン申請用QRコード)を読み込んだ先のURLから申請できます。
※顔写真はスマホで撮影した写真を使用しました。
生年月日や登録用のメールアドレスを入力して画面に表示されるまま進んでいくと、5ステップで申請の登録が完了します。
途中で、マイナンバーカードに載せる顔写真を送信するステップがあるので、事前に撮影したご自身の顔写真を送信します。
実際に申込みしてみた感覚だと、約1分でマイナンバーカードの申請は完了できました。
申請が完了すると、登録したメールアドレス宛てに、登録完了のメールが届きます。
あとはマイナンバーカードの交付通知書が自宅に郵送されてくるのを待つだけです。
郵送でも申請ができる
自宅に送付されてきた用紙に必要事項を記入して返送することで、郵送でもマイナンバーカードを申請できるようです。
※個人的には、郵送での申請はしていないので詳しくはマイナンバーカード公式サイトでご確認ください。
マイナポイントとは
マイナンバーカードの普及と共に、国策としてキャッシュレス決済の推進が行われています。
世界各国でキャッシュレス化が推進されていますが、日本のキャッシュレス化は先進国で見てもずいぶん後れを取っているわけです。
上記は2019年に更新されたキャッシュレス化の普及状況を表したものですが、韓国・中国を筆頭にキャッシュレス化が進んでいるのに比較しても日本は10番目で21.4%と出遅れていることが分かります。
日本のキャッシュレス化の遅れを取り戻し、キャッシュレス化を推進するためにマイナンバーカードとマイナポイントが生まれたわけです。
マイナポイントは、マイナンバーカードを申請してマイナポイントを申込みすることでポイントを取得することができます。
ただし、ポイントをもらうためには期限が付いているので必ず期限を確認しましょう。
マイナポイントは現在キャンペーン中で、電子決済システムにチャージもしくはお買いものすることでお得になります。
マイナポイントのキャンペーン
マイナポイントのキャンペーンが適用されるための条件
カードが手元に届いたら、マイナポイントの申請をして2021年9月までにチャージか買い物をすると最大で25%(上限5,000円)のマイナポイントが還元されます。
つまり、マイナンバーカードを申請して、手元に届いたら、マイナポイントの申込みをしてチャージか買い物を2万円するだけで5,000円分のポイントがもらえるという訳です。
マイナポイントの付与される決済サービス
交通系カード(suica、PASMO)やpaypay、WAON、nanaco、楽天カード、LINE Payなどの大手の電子決済サービスも対象なのがうれしいところですね。
他にもメジャーな電子マネーであればほとんどの決済サービスでマイナポイントが付与されるみたいです。
WAON、ほぺたんカード(いばらきコープ)、au payカード(au WALLET クレジットカード)、au PAY、dカード、d払い(チャージ・買い物)、Bibica、りそなウォレットサービス、アクアコイン、Kyash、フレスタ(smile money)、りそなウォレットサービス、masaca、nicopi、JNB Visaデビット、ほぺたんカード(コープぐんま)、ほぺたんカード(コープみらい)、ペコママネー、セイちゃん電子マネー、nanaco電子マネー、田子重カード、ほぺたんカード(とちぎコープ)、PASMO、Lu Vit電子マネー、Suica、くまモンのICカード、さるぼぼコイン、FamiPay、PayPay、HOPマネー、ベニカマネー、litta、マルカ、J−Coin Pay、メルペイなど
他にもポイントが付与される決済サービスは沢山ありますので、マイナンバーカード公式サイトでご確認ください。
この記事のまとめ
日本のキャッシュレス化の遅れを取り戻すために国が推進しているマイナンバーカードの普及とマイナポイント。
調べてみたらご紹介したように沢山のメリットやキャンペーン(お得情報)があったのでご紹介しました。
マイナンバーカードは便利な反面、コンビニなどで手軽に公的文書を申請・取得できるかなり重要な個人カードですので紛失・盗難には十分気を付けていきましょう。
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