KINGDOM-キングダム【1巻】のあらすじや登場人物のまとめと『すでにもう見た事がある方』も『これから見たい』という方にも、キングダムの魅力とキングダムを何倍も楽しむ方法を見どころとネタバレも含めてご紹介します。
なお、キングダムは現在アニメ化されていたり映画化もされており大人気となっていますのでこちらの情報も合わせてご紹介
キングダムのアニメ&映画情報
現在、放送されているキングダムのアニメや映画の情報です。
アニメ「キングダム」
第3シリーズ:2020年4月5日24:15からNHK総合で放送開始
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声の出演:
映画「キングダム」
2019年4月19日公開
出演:
KINGDOM-キングダム【1巻】あらすじ
舞台は紀元前245年の中華。春秋戦国時代。
五百年の長きに渡り続いている戦乱の世を終わらせ、中華を統一するという目的を掲げる秦国の王政(後の始皇帝)と、戦争孤児で奴隷の身分でありながらも天下最強の大将軍になるという大いなる野望を胸に邁進する主人公”信”の物語。
KINGDOM-キングダム【1巻】の収録話(ネタバレ注意)
第1話 無名の少年
信と漂(ひょう)の2人が中華西方の国『秦』の山中で木剣を手に剣術の仕合いに励んでいるところから物語は始まる。
信と漂が養われている里典(集落の長)の家では、奴隷であるがゆえ里典の一家に蔑まれていた。
ある日、信と漂がいつものように木剣を手に剣術の仕合いに励んでいるところに秦国の大臣である昌分君(しょうぶんくん)が馬車で通りかかり運命の出会いを果す。
信と漂が里典の家に帰ると昌分君が2人を待っており漂を王邸に連れて行くと言い出す。漂だけが王邸に士官できるという話に対して漂は1日時間が欲しいと答えるが王邸に士官することを決意する。
漂が王邸に士官してひと月後
信は村で王弟が王権を奪還しようとしているという王宮の噂を耳にする。
ある夜、信は小さな物音に目を覚ますと納屋の外に王邸に士官したはずの漂が血まみれで倒れていた。
漂は信に1枚の地図を託して王弟の反乱に巻き込まれたことと地図の場所(黒卑村)へ行くように伝え絶命してしまう。
第2話 地図
王邸に士官したはずの漂が突然目の前で死んでしまった事実に信は怒りを露わにする。
漂の死を無駄にしないためにも漂が死の間際に託した地図の場所に向かうことを決意するが、里典より地図に記されている”黒卑村”は無法者たちの集まる村で普通の人間はまず生きて帰れないとを告げられる。
しかし、漂の形見の剣と地図を手にした信は無法者たちの巣窟である黒卑村へ向かうのであった。
黒卑村に入った途端、信は物盗りのチンピラ3人に絡まれてしまうが信は驚くべき剣技(力技)で 黒卑村のチンピラ達を一蹴してしまう。
信に倒されたチンピラ達は河了貂 (かりょうてん)に黒卑村の村人を呼び集めるように指示する。
そのころ信が出て行った里典の家には、暗殺者・朱凶(しゅきょう)が漂を追ってきていた。
(朱凶は漂を秦国の大王と思い込み追ってきていたのだ)
里典の一家から信が黒卑村に向かったことを聞き出した朱凶も信の後を追って黒卑村に向かう。
多くの黒卑村のチンピラたちに囲まれてしまった信は次々と敵を倒していき、ついに地図に記された黒卑村の川の合流地にある小屋にたどり着く。小屋の中へ入ってみるとそこにいたのはなんと漂とうり二つの少年だった。
第3話 身代わり
小屋の中にいた少年は自身を政(せい)と名乗り、政は信の事を以前から知っていたかのように話しだす。
信が漂とそっくりな政に戸惑っているとそこに暗殺者「朱凶」が現れ朱凶は政と名乗った少年に対し「命をもらうぞ秦王」と話しかける。このときようやく信は漂が秦王にうり二つであったため秦王の身代わりとして殺されてしまった事実を知るのだ。
信は漂を殺した朱凶に対して怒りを露わにして戦いを挑むが暗殺者「朱凶」の実力の前に苦戦を強いられる。
完全に気力を失ってしまったかに見えた信であったが、政の「漂の無念を晴らすことだけを考えろ」と言う言葉を聞いてなんとか持ち直した信は朱凶に対して致命的な一撃を食らわせる。
第4話 反乱軍の手
とどめを刺そうする信に対して朱凶は「残された家族が孤児になってしまう」と訴え信はとどめを刺すことを躊躇してしまう。しかし、政は朱凶に「お前の罪とお前の子は関係ない」と言い放ち見事に朱凶の首をはねる。
そのころ黒卑村のすぐそばまで王弟が起こした軍が兄である政を打ち取らんと迫っていた。軍が近くまで迫っていることを察した信と秦王政は協力して黒卑村からの脱出を決意する。
そこに黒卑村の住民である河了貂が現れ、金を条件に逃亡の協力を約束する。
第5話 異母弟
河了貂の案内により地下通路を通って黒卑村から脱出を試みる3人であったが、地上では軍の兵士によって住民が皆殺しにされており地下通路まで血が滴るほどであった。
黒卑村からの脱出の道中で河了貂は秦王政に対して王弟の反乱を未然に防げなかった理由を尋ねた。
政は十三歳という若さで王位についたが子供故に執政に失敗した。朝廷が私利私欲に燃える大臣達の権勢争いの場となっていること、王弟側に2番手勢力が味方した事を告げるのであった。
第6話 漂の決意
秦王派である秦国の大臣昌分君が脱出計画を練ったこと。脱出時にバラバラになった際の合流地の一つとして作られたのが黒卑村であったこと。
その帰り道で昌分君が政にうり二つの漂に出会った事を政は信と河了貂に告げるのであった。影武者として用意された漂が朝廷内の権力闘争で秦王の代わりに殺された事実に信は激怒する。
取り乱し、殴りかかる信に対して秦王政は戦争での犠牲であること、また漂は自身の役割に対し命をかける覚悟であったことを告げたのである。
「下僕の身分を続けるか、王を助け夢への一歩を踏み出すのか」と政に問われた信は秦王政の脱出を助ける決意をする。
第7話 南方から来た刺客
黒卑村の地下通路を抜けた3人は山中を歩いていた。
森の先にある最後の合流地に向かうためである。
一方、秦王政を追う軍は、南越から連れてきたムタを秦王・政に差し向けた。
(ムタは毒矢を武器とし、その毒は大虎を一瞬で絶命させる)
疲労の限界に達した信は道中で意識を失い倒れてしまうが政がおぶって最後の合流地に向かう。
その頃、王弟派大臣達の集う秦国・咸陽宮では軍の追ってが政を捕えられていないことに躍起になっていた。そこに突如、現れたのが王騎将軍である。王騎将軍は秦王派の昌分君を苦しめて殺したと言うのである。
第8話 秦の怪鳥
秦王政の影武者として昌分君の手引きによって、王弟の反乱から逃れようとした漂の王都脱出を拒んだのは王騎将軍であった。王騎将軍は王宮の権勢争いに全く興味を示していなかったのであるが、昌分君の領地を得ることを条件に参戦したのだ。
秦王政におぶわれていた信も体力が回復し、信と政それに河了貂の3人はようやく最後の合流地である400年前の秦王隠れ避暑地へたどり着く。
キングダム1巻の主な登場人物
キングダム1巻の見どころ
キングダム1巻の見どころは何と言っても奴隷の少年信と漂の深い絆と2人の大望である天下の大将軍になるという野望です。また、第1話で漂が死んでしまう波乱の展開には度胆を抜かれてしまいます。
2020年7月現在は58巻まで発刊されていますが、2006年5月に発刊されたキングダム1巻に描かれている信と漂の絆や夢、野望は 信に訪れるいくつものピンチを切り抜ける糧になっていて誰しも胸熱になること間違いなし。
また、14年前に発刊されたキングダム1巻は最新刊と絵のタッチが大きく異なっていることも特徴的。
漫画家になる前は会社員(エンジニア)であったと言う原 泰久先生の作画の変わりようを楽しむこともできるのがキングダム1巻です。
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