KINGDOM-キングダム【2巻】暗殺者朱凶を倒した信と政、最後の合流地に向かう

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KINGDOM-キングダム【2巻】のあらすじや掲載話、登場人物のまとめと『すでにもう見た事がある方』も『これから見たい』という方にも、キングダムの魅力とキングダムを何倍も楽しむ方法を見どころとネタバレも含めてご紹介します。

なお、キングダムは現在アニメ化されていたり映画化もされており大人気となっていますのでこちらの情報も合わせてご紹介

キングダムのアニメ&映画情報

現在、放送されているキングダムのアニメや映画の情報です。

アニメ「キングダム」

第3シリーズ:2020年4月5日24:15からNHK総合で放送開始

Official Twitter

声の出演:

信:森田成一
嬴政:福山 潤
河了貂:釘宮理恵
呂不韋:玄田哲章
昌平君:諏訪部順一
昌文君:仲野 裕
桓騎:伊藤健太郎
蒙武:楠 大典
張唐:浦山 迅
騰:加藤亮夫
麃公:斎藤志郎
王翦:堀内賢雄
蒙驁:伊藤和晃
王賁:細谷佳正
蒙恬:野島裕史
李牧:森川智之
春申君:内田夕夜
汗明:田中美央
オルド:木下浩之
呉鳳明:浪川大輔
成恢:鳥海浩輔
慶舎:平川大輔
媧燐:田中敦子
項翼:鈴木達央
白麗:上村祐翔

映画「キングダム」

2019年4月19日公開

出演:

信:山﨑賢人
政と漂:吉沢亮(1人二役)
楊端和:長澤まさみ

前巻までのあらすじ

漂を殺した暗殺者・朱凶(しゅきょう)を倒した信。漂は秦王・政の身代わりとして殺されたのだった。

秦王・政の腹心の軍勢との最後の合流地にたどり着いた信と政、河了貂の3人。政は王弟派の反乱軍を倒し政の王座奪還はできるのか。

信は亡き親友漂と夢見た大将軍になることはできるのか。

KINGDOM-キングダム【2巻】の収録話(ネタバレ注意)

第9話 山の民

最後の合流地である400年前の秦王隠れ避暑地へたどりついた信と秦王・政、河了貂の3人。
だが、政の腹心の軍勢はまだ最後の合流地には来ていなかった。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

秦王隠れ避暑地には食材が備蓄されており、3人は避暑地で食事にありついた。

400年前の秦王隠れ避暑地は、400年経過しているとは思えない程に綺麗な状態を保っていた。

当時の秦王・穆公(ぼっこう)がまれにみる名君であり、山の民が軍馬を殺して食べてしまった際に酒をふるまったことから穆公と山の民との盟が結ばれ、穆公の亡き後も穆公を慕う山の民が秦王隠れ避暑地を神聖な地として崇め、山の民の手によって当時の綺麗な状態が保たれていた。

名君・ 穆公の話に感動を覚える河了貂の背後に怪しい人影が現れる。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

第10話 油断

河了貂は背後を狙う人影に気づく様子もなく、果実摘みをしている。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

吹き矢で河了貂を打とうとしたその時、怪しい気配に気づいた信が河了貂を狙う怪しい人影に鞘を投げつける。

その頃、山中では秦王を追う軍が険しい山道に悪戦苦闘していたが、徐々に秦王のいる隠れ避暑地まで近づいて来ていた。

信が投げた鞘をかわした男は王弟の刺客であった。

信に対し「楽には殺さないべ。覚悟するだべ小僧っこ」と威嚇するが暗殺者の朱凶(しゅきょう)と比較しても圧力を感じない怪しい男を弱いと思い込み油断するのであった。

怪しい男に対し、舐めた態度をとる信に男が吹き矢をかまえた瞬間。

信は体中から大量の汗を噴き出し警戒感を露わにした。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

男はムタと名乗り、自分の毒矢の脅威を「像も一発で仕留める事ができ、人はかするだけで仕留められる」と信に忠告する。

吹き矢は越の勇「ベッサ族」に伝わる必殺の武器であるが、吹き矢の脅威を理解しない秦人に対しては鉞(まさかり)でムタの強さを証明すると殺気を露わにした。

第11話 不退転

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

建物から出てきた秦王・政は信と刺客ムタの戦いを目の当たりにして、信に「こんなところで負けるようではこの先が思いやられる」と言い放つ。

ムタは自身の衣服をも武器と化してすごいスピードで信におそいかかる。

ムタの矢継ぎ早の攻撃に対して、手も足もでない信に対して政が「退がるな!信っ!」と声をかける。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

政の声に信は自分がムタの放つ殺気の前に防戦一方に回っていたことを思い知り攻撃に転じるのだ。

王都、咸陽では大臣達が王騎を前に王騎の届けた秦王政の腹心である大臣「昌分君」の首について議論していた。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

王騎が差し出した昌分君の首は損傷がひどく本人の確認が取れないと言う。これに対し、王騎は鉾(ほこ)を手にし、 「この王騎と戦えば大抵そのような首になるますよ」と大臣達を威嚇する。大臣は王騎に何を望んでいるのかと問うと、これに対して「血沸き肉躍る世界」と冗談めいた口調で答え顔に笑みを浮かべる。

第12話 忠臣

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

秦王政を追う王弟の起こした軍勢は山中にムタが残した目印を頼りに進軍していた。王弟軍側の隊長が何かの気配に気づいたその時、王弟軍側の隊長は槍で身体を貫かれた。

ムタの殺気の呪縛から解放された信は激闘の末、刺客ムタを倒したかに見えたがムタは最後の力を振り絞って政の命を奪いにかかる。

そこへ秦王政の腹心である昌分君とその軍勢が現れ、ムタを一刀の元に伏してしまう。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

信は親友である漂の死を鬼の形相で昌分君に訴えたが、昌分君は意にも介さずに政の元にひざまずき脱出の不手際を詫び王の無事を涙ながらに喜ぶのであった。

第13話 熱き合戦

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

ボロボロの状態になった昌分君とその兵隊達に河了貂は食糧を配布して回った。

落ち着きを取り戻した昌分君に対して秦王政は今回の王弟の起こした反乱からの脱出に失敗した理由を問う。

昌分君は城外で王騎将軍の待ち伏せにあったことを話した。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

「束達の丘」で双方が伏兵を潜ませていたが、激しい乱戦となり王騎の一撃を受けて昌分君は崖から転落したのだ。 戦線から離脱した昌分君の後を引き取って、後の経緯は昌分君の家臣が話を続ける。

第14話 将軍への道

と名乗った兵士は、副官で昌分君が戦線から離脱した後の経緯を話した。

昌分君が崖から転落し、秦王に扮した漂が乗る御車が敵兵に取り囲まれ、壁を含む味方兵達は絶望感に苛まれた。その時、漂が御車から飛び出し敵兵から馬を奪い味方に「あきらめるな!!」と発し味方兵の統率を図ったのだ。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

漂の一声で絶望しかけた味方兵達は再び闘争心に火を灯した。

隊を2手に分け昌分君の救援に向かわせた漂は、敵兵に取り囲まれ丘上の敵をめがけて単騎がけをした。

漂の機転により味方兵達への追撃が弱まった。壁が振り返ると敵兵を振り切る漂の姿が見えた。壁は漂が無事で再会できるものと思っていたと話し涙を流す。

壁の話を聞いた信は物思いにふけっていた。

ふいに信は秦王・政に対して、王宮に帰れた際に「どうしたら将軍になることが出来るのか」と問う。

秦王・政は下僕の身分である信は徴兵されることもなく戦場に行くことすらできない事実を伝えるがこれに対して信は笑顔を作り、「玉座を取り戻した暁には土地と家、財をもらい下僕の身分を抹消してもらう!」と約束をとりつけた。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

第15話 呂丞相

ムタの落とした毒矢を拾った河了貂は矢を探して、倒れているムタの体を探っていた。ふいにムタが目を覚ましたが、生きていることがばれては殺されてしまうため河了貂に「しびれ矢」を差し出して、王宮勢力の話をした。

建屋の中では、信と壁、昌分君に政が話をしていた。

王騎軍との一戦で壊滅状態にある味方軍は頼りなく、魏国へ遠征中の呂丞相の帰国を待つことが上策であると言う壁に対し信は「時間が無い」と反論する。壁曰く、呂軍への早馬をすでに何頭も送っているのでもうすぐ20万の大軍勢が王都咸陽へ到着するというのだ。

そこに突然、河了貂が現れ「政が死ぬまで呂軍が戻らないっては本当なのか?!」と問いただす。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

魏国-呂軍の本陣では、家臣が呂丞相に対して王都から早馬が到着したことを報告するが、呂丞相は早馬は敵国の策謀であるとし伝者の首をはねるように指示をしていたのだ。

きつねにつままれたような顔をして取り乱す壁とは異なり、昌分君と政は落ち着いた様子で壁に語りかけた。

呂丞相は秦王・政が死に王弟が王に即位するタイミングを待っており、王弟が王に即位したタイミングで呂丞相は王族を全滅させ、王座を狙っているのだと言う。

話を聞いた壁は愕然としていた。信は敵ばかりの状況に怒りを隠そうともしない。絶体絶命の状況に、政は山の王に協力を依頼することを決意する。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

第16話 馬酒兵三百

山の王に謁見するために山道を徒歩で移動している政と信、河了貂、昌分君と配下の兵士たち。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

先を急ぐ一行だが、昌分君と配下の兵士たちが間延びしてしまう。昌分君と配下の兵士たちの速度に信はいらだちを隠せない様子だが、政は疲労が溜まっている兵士たちを気遣うがこの先はさらに厳しい道のりであることを昌分君に伝える。

疲労の限界を迎えフラフラになってしまった兵士が倒れた。

昌分君は軍脚を乱す兵士は下山し穆公の避暑地で待機するように指示を出すのだが、壁は山の民の凶暴性を危惧し、脱落する兵士を抑えたい旨を伝える。

先を急ぐ政と信、河了貂、昌分君と配下の兵士たちを岩の上から無言で見下ろす山の民がいた。

第17話 遭遇

山の王に会うため、汗だくになりながらも山中を急ぐ一行。昌分君も自身の老いを実感していた。

物思いに耽りながらも歩を進めていると、いつの間にか一行は周りを山の民に包囲されていたのだ!

突然の山の民の出現に昌分君は秦王・政を守るように大声を出す。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

副官壁も政を中心に円陣を組むように兵士に指示を出すが、政は一行に「襲う気があるならとっくに襲われている」と告げ落ち着きを取り戻した。

政に一人近づいてくる山の民に対して喧嘩を売る信。壁が驚いて信を止めた。

山の民は「勝手二山ノ民ノ世界二入ッテキタ物ハ両目ヲエグッテ滝ヘ落トス」と脅すが、理由次第で対処を決める。山の王は秦王が会いに来たことを知っており、城まで連れて行くと言うのだ。しかし、城まで連れて行くのは秦王・政のみで他は全員下山しろと言う。

第18話 託す思い

「王一人を残して下山できる訳がない」と昌分君が憤怒した。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

副官壁が一旦、全員で下山して他の手を検討するように打診すると山の民は秦王を連れていくと言う。

山の民の多勢に周囲を囲まれてしまった秦王・政とその一行に緊張が走る。

山の民の一人が政に対して何かを話しかけるが、山の言葉なので何を言っているのか理解できない。突然、信が山の民をぶん殴り「皆殺しにされたくなければ、全員を山の王のところまで連れて行け」と言い放ち一触即発の状態に。

今にも戦闘が始まりそうな雰囲気の中、政は「自分一人が山の王に会いに行く」と告げた。昌分君は考え直すように政に打診するが、政はがんとしてこれを聞き入れず、山の民と共に行ってしまった。

秦王・政が行ってしまい残された昌分君、副官壁、兵士たちは政の身を案じて後を追うように信に依頼する。

第19話 驚愕の世界

山の民と政を追って信、河了貂、壁の3人が険しい山の斜面を上っていく。
山の民はこれに気づいていたが妨害するようなことはしなかった。

夜になり3人が休息中、山の民の城に関して思考を巡らせる。

山の民の恰好や粗暴から生活水準は高くなく、「ワラぶき小屋が群立している程度の田舎村」であろう。城郭で囲まれてもいない村など潜り込むことも秦王・政を奪還することも容易なはずと3人はタカをくくっていた。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

山の民の集落に思考を巡らせる3人の背後に山の民の影が忍び寄る

その頃、秦国の大将軍・王騎の元に丞相から秦国の国門・函谷関の関庁就任の依頼が来ていた。

しかし、王騎は受け身は性に合わないという理由でこれを断る。王騎は若王・政のいない所で丞相たちが動き出した気配を察していた。不運の王・政が戦神といわれた政の祖父「昭王」をどのように超えるのか期待を膨らませていた。

信、河了貂、壁の3人は山の民たちによって捕えられてしまい縄で繋がれ城へ連行されている途中である。捕えられはしたが殺されなかったことで大王に会える可能性・救出できる可能性に期待をよせる。

山の王の根城まで連行される道中は険しく、足を踏み外せば間違いなく転落する崖上を進んでいく。ふいに山の王の根城が目に入った。信、河了貂、壁の3人はその光景に目を見張った!

険しい崖の中腹に大小様々の横穴が無数に掘られておりその中に無数の家屋が建てられている。

山の王の根城は切り立った崖全体が1つの大きな要塞となっていたのだ。

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

山の王の根城の堅牢性、複雑さに秦王・政の救出の困難さを思い知らされる3人であった。

キングダム2巻の主な登場人物

・信(しん)
・政(せい_31代秦王)
・穆公(ぼっこう_400年前の秦王)
・王弟
・昌分君(しょうぶんくん_秦国の大臣)
・河了貂 (かりょうてん)
・ムタ
・王騎(秦国6大将軍の一人)
・呂丞相(りょじょうしょう)
・山の民

キングダム2巻の見どころ

暗殺者の朱凶(しゅきょう)に続き、王弟軍から差し向けられたムタを倒した信。朱凶との戦いは怒りに我を忘れて戦っていたため、ムタとの一戦は信にとって真剣での初戦といって良い戦いであると本誌には記載されています。

政の「退がるな!信!」という言葉でムタの殺気の呪縛をから解放された信は真剣での戦い方を学びさらに強くなっていく。信の成長が見て取れる場面です。

昌分君及びその配下の兵士たちが王である政との再会を果たした際、泣き崩れるシーンも見どころですが副官・壁の話してくれた漂の武勇の語りが一番の見どころ。

山の民に連行されてしまった信、河了貂、壁の3人はみごと秦王・政を奪還できるのか!?政は王弟の反乱を治め王権を掴めるのか。また、なぞの多い大将軍・王騎は敵なのか味方なのか続きが気になりますよね!

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