KINGDOM-キングダム【13巻】に関するあらすじや登場人物のまとめの他に、『すでにもう見た事がある方』も『これから見たい』という方にも、キングダムの魅力とキングダムを何倍も楽しむ方法を見どころとネタバレも含めてご紹介します。
キングダム13巻のあらすじ
秦の大王・政は中華統一を叶えるため、隣国・韓に攻め入った。
このタイミングに長平の戦いで大虐殺された秦に恨みを持つ趙が攻めてきた!
馬陽(ばよう)に向けて兵を興した秦の大将は王騎が務める。
かつての六将最後の一人、王騎将軍は大将としてどう戦うのか。
王騎将軍に蹴落とされた谷を平定した信は修行の成果を十分に発揮し、
趙の知将・馮忌を討った!
勢いに乗った秦軍が趙を攻めたてる!
KINGDOM-キングダム【13巻】の収録話(ネタバレ注意)
第130話 名声
趙の知将・馮忌を討ち取った信は「この俺が討ち取った!!」と馮忌の顔を覗き込んでいた。
そこに千央軍長が信の隊の名を聞き、高らかに宣言した。
「趙将・馮忌の首!飛信隊 信が討ち取ったぞぉ!」
「ウオオオオォォォ!」
その場にいた秦の兵士たちが全員声を上げる
歓声を聞いて王騎将軍も信の活躍を称えた。
趙の本陣に秦国の旗が掲げられ、趙の両翼と中央の大隊は大いに狼狽した。
また、山の中に現れた無数の秦の旗が趙兵たちの戦意を奪った。
秦の大軍が趙本陣を制圧したかに見えたためである。
指揮系統を失い戦意を断たれた趙・右軍の兵たちはそのまま四散した。
壁が信に駆け寄り信の活躍を称えたが、すぐに信はその場を後にし、包囲された際に分断した飛信隊の残りの半分を探している尾兄弟や竜川たちの元に駆けつけた。
飛信隊の副将・渕さんたちは無事だった。信たちの元に駆け寄ってみんなの無事を泣いて祝う。
その姿を見て、壁は信の成長を感じていた。
趙中央軍は蒙武軍の攻撃を上手くいなしていたが、執拗な突撃に徐々に被害が膨らんでいた。
趙左軍は渉孟と万極軍の攻撃で秦右軍に甚大な被害を与え、その先の王騎軍にまで迫る勢いであった。
趙・本陣から退却のドラが鳴り響く
趙軍の退却に秦軍・大将王騎も退却の命を下した。
その夜
飛信隊の野営地では、敵将を討ち取った信の活躍に尾兄弟たちが大いに盛り上がっていたが、
深い傷を負った仲間が次々に亡くなっていく状況に信の気持ちは落ち込んでいた。
そこに突然、王騎将軍が現れて信に言う。
趙将・馮忌はそれなりに名の通った将軍であった。これを討ち取った信の名は千央軍長の粋なはからいで、その内中華全土に知れ渡るであろうというのだ。
この言葉で、信は『天下の大将軍』になるためにはこれを繰り返し徐々に中華全土に名前を浸透させていけば良いと知った。
第131話 二日目
趙軍の本陣・宿営地
趙の将軍たちが集まって軍議を交わしているが、馮忌が討たれたことが信じられないようだ。
秦左軍には八千に上る死者を出したが、馮忌軍の死者はわずか千五百。
それでもなお、馮忌将軍は敗れた。
馮忌将軍の死は趙軍にとって、計り知れない大きな痛手である。
馮忌は戦場を広い視野で見ることができる貴重な将軍であった。
趙軍の軍議には、総大将・龐煖(ほうけん)の姿はない。
李白曰く、龐煖は昼間から本陣の奥にある山奥で休んでいるという。
馮忌将軍を失って遊軍となった馮忌軍は中央の李白軍が預かることになった。
李白は相対する蒙武に対し、「あの程度なら十年かかっても抜かれることは無い」と余裕を見せている。
二日目
河了貂たち、軍師学校の生徒たちは今日も高台から戦場を眺めている。
今日の戦いは、中央軍同士の戦いがメインになるだろうと予想している。
趙の中央軍・李白は早くも初日と同様の陣形を作っている。
(馮忌軍の残兵を取り込んだので初日よりもさらに兵士の数が増強されている)
秦の中央軍・蒙武が叫んだ!
「歩兵ども!昨日と同じだ!俺の背を追え!!」
蒙武軍の歩兵の士気は異様なまでに高い。「ウォォォォォ!」という怒号が辺りを包んでいる。
蒙武が丁之(ちょうし)と来輝(らいき)に声をかけた。
『全軍っ突撃ィ!!』
蒙武を先頭に蒙武軍が趙の李白軍に突っこんでいった!
第132話 力
高台から戦況を見守る軍師学校の生徒たちが蒙武軍の突撃を見て声を上げる。
「これでは昨日と全く同じだっ!」
李白軍が守備を固める重装歩兵の斜陣に蒙武が突っこむ!
「俺が本当の武というものを教えてやる!」
実は、昨日の蒙武は士気の低い歩兵達を『練兵』していたのだ。
急遽集められただけの烏合の衆である歩兵たちに、
自分たち蒙武軍が一方的に攻め続け『趙兵は手も足も出ない』と思わせる事で自信を付けさせたのだ。
昨日の再三にわたる突撃によって、大いに士気が上がった状態の蒙武軍は勢いに乗っている。
その時、李白が陣形を変えた。
趙の李白軍が蒙武軍を囲い込む。
蒙武が歩兵達に叫んだ「全軍に告ぐ!!殺せェェ!」
今日の蒙武は昨日とは比較にならない強さを発揮して、趙兵たちを蹂躙していく!
完全に包囲された蒙武軍の姿に軍師学校の生徒らは「いくらなんでも無理だ」と声を上げている。
しかし、蒙武の息子である蒙毅だけは師・昌平君の言葉を思い出していた。
「万を超す規模の戦場では策が全てだ。だが、そうであるがゆえに全く逆のものを見てみたいと願うこともある。おそらくそれができるのはお前の父だけだ」
蒙武軍を完全取り囲んでいた趙兵たちの包囲が消えつつある。
蒙武を前に、趙将・李白は一旦撤退した。
第133話 戦局打破
蒙武軍はまだ包囲を抜けきっていないが、李白の本陣が退却していく。
蒙武が叫ぶ「全軍に告ぐ!蹂躙しろ!!」
「ウオウオウオウオウオォ!」
蒙武軍が趙の残兵に襲い掛かり、指揮官を失った一万の趙兵が次々に蒙武軍に討たれた。
王騎将軍は、味方ながら蒙武将軍の強さを改めて実感していた。
中央の李白軍が崩壊し、趙左軍は早々に引き上げた。
二日目の戦いは秦軍の大勝利に終わったのだ。
その夜
河了貂と蒙毅が蒙武将軍の強さを語っている。
「力で策をねじふせてしまった蒙武の剛腕ぶり」は、軍師を目指す二人には衝撃であったはずだ。
父である蒙武の人生には「中華最強に至る」そのことしかないという息子・蒙毅。
三日目
趙軍は左軍の後衛に配置していた公孫龍を蒙武対策として、中央軍に移動させた。
李白と公孫龍の共同戦線で四万の大軍隊をあててきたのだ。
しかし、それでも蒙武軍の勢いは止められなかった。
その日の夜
趙軍・軍議では、なんと『四日目は全軍で蒙武軍を討ちに行く』と決定した。
一方、秦軍では、王騎将軍が蒙武を自分の天幕に呼んでいた。
「予想では明日は趙軍は大きく動いてきます。本来ならばあれこれと対策を練るところであるが、今は攻め刻です。」とし、王騎配下5軍全て(兵五万)を蒙武に預けるという。
そして、王騎将軍は続けた『全軍を率いて趙本陣を一気に攻め落としてください。』
第134話 作戦勝ち
趙軍の渉孟将軍が早朝に地形を見て回っていた。
戦場に転がっている死体はみごとに趙兵のものばかりであった。
その光景をみて渉孟は「今日の夜には蒙武軍を野良犬に食わせてやるね」と意気込んでいる。
一瞬、趙の三大天であり総大将であるはずの龐煖が姿を現したがすぐに山の中に消えていった。
趙軍の作戦は昨夜の軍議の通り、左軍の渉孟軍と万極軍がこれまでと同じく秦の右軍を攻めるように見せかけて、実は蒙武軍の背後を討つ作戦であった。
秦軍も同じくこれまでと同じ布陣のままを装っていたが、飛信隊は第四軍・千央軍に組み込まれた。
趙将・馮忌を討ち取った飛信隊は、千央軍の中で注目を浴びる。
千央軍長自らも、信に対して声をかけた。
蒙武が四日目の戦を始めた。
「全軍突撃!!」
趙軍は渉孟軍と万極軍に合図を出すタイミングを探っている。
しかし、趙軍が動くよりも早く秦軍が突撃を開始した。
「第一軍・録嗚未軍出撃だ!」それに第二軍、第三軍、第五軍、第四軍が続く。
失敗すれば防衛している側の秦軍が致命傷を負う全軍上げての危険な特攻だ。
第135話 退転
第4軍・千央軍に編成された信の飛信隊も突撃している。
蒙武軍はすでに趙の中央軍と激しくぶつかっていた!
そこに趙軍の渉孟軍と秦軍の鱗坊軍が相対する。
その頃、信たちは録嗚未軍と千央軍と共に早くも趙軍・本陣のある山の麓に侵入するところであった。
趙軍・本陣のある山に入ると、そこには山を利用した「大きな砦」が作られていた。
第一軍軍長・録嗚未は強行突破を図る
「ここは血を流してでも、進むしかない」
千央軍も録嗚未軍のあとに続く。
趙軍の軍師・趙壮(ちょうそう)は山頂から戦況を見ている。
少しずつ秦軍を削り、最後に龐煖をもって王騎の首を討ちとる作戦であった。
しかし、馮忌が初日で討ち取られ蒙武軍の勢いを止める策も破られた。
王騎の策は常に趙壮の一歩先を行っている。
軍師・趙壮が背にしている山の中に趙の本陣を動かした。
そんな最中、李牧(りぼく)が戦場を偵察にやってきた。
趙軍の作った砦のせえで山間の戦いは激しくなっている。
飛信隊は竜川を先頭にして砦を破壊していく。
竜川の壊した隙間から兵士がどんどんと砦の中に侵攻していった。
正にその時、趙本陣からの三青旗が本陣の指令を趙軍に伝えた。
すると趙兵が退却し出したのだ。
これからというところで退却していく趙兵たちを前に、秦軍の兵士たちは動揺する。
第136話 追走
趙軍が山の反対側へ撤退した光景を高台の河了貂たちも見ていた。
蒙武軍と戦っていた趙の中央軍も左右に分かれて退却していった。
河了貂たち軍師学校の生徒が陣取っていた高台に李牧(りぼく)が現れた。
「やーどーも」
趙本陣のあった山頂に、秦の旗が掲げられた。
蒙武と王騎の家臣たちはこれからの方針を審議している。
趙軍は戦場を山間に移した。
「木々が深くて、どこに趙兵が潜んでいるのか分からない。しかし、万の軍が配置できる場所は限られている」などと会話している。
蒙武は昨夜の王騎将軍との軍議を思い出していた。
王騎は昨夜の内にすでに趙本陣が山間に退却する可能性を示唆していたのだ。
「趙本陣の山を制圧した場合でも、本陣は討たれる前に山の後ろに逃げる可能性があります。」
そして、追い打ちをかける場合の約束を蒙武と取り付けていた。
王騎と蒙武が交わした約束は「追い打ちをかける場合は趙の本陣だった山が見える範囲まで」
趙軍の軍師・趙壮は秦軍が追ってきていることを察していた。
そして、そうなることを予見して罠を用意しているのだ。
高台の上では、河了貂たちと共にちゃっかり李牧が戦況を見守っている。
河了貂たち軍師学校の者は、得体のしれない李牧とカイネに対して、「まずは剣を置け!」と叫んでいるが李牧とカイネはこれを無視している。
秦軍の本陣では王騎の配下たちが本陣を移動させる準備を進めている。
王騎は趙軍の行動に違和感を覚えている。
しかし、深く考えても違和感の答えは見えてこない。
王騎将軍が本陣の移動を指示した。
第137話 現る
移設された本陣に王騎将軍が到着した。
王騎が状況を報告させる。
隆国軍が蒙武軍に加わり、敵の本陣まで先導している。他軍も配置をそのままに趙軍を追って山中を進行中だが、趙軍とは未だ遭遇していない。また、趙の総大将・龐煖は動く気配が無い。
王騎は九年前の龐煖との戦いを思い出していた。
山中を進行している飛信隊には山の民がいる。
第二十伍長の石(せき)だが、山の民である石も今いる山に違和感を覚えていた。
高台にいた李牧が「我々も移動しましょう」と言い出した。
李牧はちゃっかりした性格で、河了貂たち秦の軍師予備軍らの馬車に乗せてもらい共に行動しようとしている。しかし、河了貂たち秦の軍師予備軍らは得たいの知れない李牧を警戒している。
蒙毅が李牧に提案した。
「あなたたちの剣をこちらに預けていただけませんか?こんなところで得体の知れない方と同乗するのかそれくらい怖いですよ。」李牧はこの提案を笑顔で受け入れた。
その日の夜
秦軍の宿営地は山の中となっていた。
「山間の宿営は落ち着かない」と話す兵士たちも多いが敵を追ってきているのは秦軍だ。
飛信隊の兵士たちは余裕な様子で帰郷した後の話を楽しそうに会話していた。
そんな飛信隊の仲間を横目にどこか馴染めない様子の羌瘣が一人で歩いていた。
そんな羌瘣に信が声をかけた。
羌瘣は「帰る場所がみんなにはあるが、自分には無い。人生の目標は仇討ちなのだ」と悩んでいたのだ。
信は羌瘣に告げた
「お前は自分の意志で仇討ちをほっぽって参戦したんだ。お前には飛信隊っていう帰る場所があるんだ」
羌瘣は信の言葉に戸惑っていた。
今まで「家族と呼べる存在は、象姉しかいなかったから」だから少し戸惑っているんだ。
羌瘣が強烈な気配に気がついた。
第138話 夜襲
秦の録嗚未、千央連合軍の夜営地に一人の大男が現れた。
飛信隊の兵士たちと談笑していた信が何かの気配に気づき、「ちょっと様子を見てくる」とその場を去っていく。羌瘣はいち早く気配の異様さに気づいて一人で気配の主を探していた。
大男はでかい矛で突然、連合軍の兵士たちを両断した。
連合軍の兵士たちは慌てて敵襲を知らせるドラを鳴らす!
「ガンガンガン!」
ドラの音が信の耳にも届いた。
「やっぱりそうか」
談笑していた飛信隊の兵士たちは敵襲を知らせる突然のドラの音に慌てふためくが、副将・渕さんが落ち着いて飛信隊をまとめる。
「まずは守備軍が戦っているはずだ。すぐには来ない!落ち着いて武器をとり整列せよ!」
副将・渕さんの言葉で飛信隊の兵士たちは一気に落ち着きを取り戻し戦闘態勢を整える。
千央軍長の天幕にも敵襲の知らせが届いていた。
千央は慣れた様子で兵に警戒態勢をとるように指示を出している。
信が見晴らしのよい場所から敵襲のあった場所を見渡した。
しかし、敵軍の姿は見えない。
羌瘣も信の近くで気配を探っているが、羌瘣はまだ近くに気配の主がいることを察していた。
「オイラみたど。でっけぇ男が一人であの隊を皆殺しにした。男はみんなが来る前にさっさとあっちに歩いていっちまった」
怯えた様子のおっちゃん兵がつぶやいている。
おっちゃんの指差した方角は、飛信隊の宿営地のある辺りだ!
飛信隊の兵士たちは警戒態勢を取っているが、静かな様子に安心した様子を見せていた。
そのとき、「飛信隊・隊長ちょっと来い!」と声をかける者がいた。
信の代わりに副将・渕さんが歩いて行こうとしたとき、山の上から大男が一瞬で駆けてきた。
飛信隊の兵士たちが男を取り囲んだが「フオン!」と一閃。
大男を取り囲んだ兵士たちが一刀でやられた。
倒れている兵士を見つめる尾平には訳がわからない。
「前が、やられた?そんな・・・山和達が・・・うそだろ・・・」
「何なんだよこいつは」
声が飛び交う!
「みんな逃げろ!」
次々と一人の男の矛にやられていく秦軍の兵士たち
渕さんも恐怖のあまり汗と涙が止まらず、体が硬直して思うように動けない。
第139話 天災
男がいう「我は天の災い。ここにいるお前たちはただ、運が悪かっただけだ」
男がでかい矛を振ると、秦の兵士たちの首や胴が軽々と斬られていく。
男に立ち向かうものもいるが、一刀でやられてしまう。
取り囲もうとするが、大男は身軽にジャンプして一閃。
取り囲もうとした複数の兵士たちを一刀で倒してしまう。
その強さは正に天災の如く
抗う事のできない圧倒的な暴力の前に、兵士たちは成すすべなくその場に立ち尽くすのみだ。
尾平も身体が動かない。そこに男がやってくる。
まさに尾平が斬られる寸前で、隊長・信が男の矛を止めた!
「てめぇ何してくれてんだよ」
信が男に斬りかかる。
信はすさまじい剣技で男と刃を交えたが男のパワーの前に吹っ飛ばされてしまう。
その様子を呆然と見ている尾平たちに信が告げる
「心配すんなお前ら死ぬのはこいつだ」
すると羌瘣も男に斬りかかった「スヒッ!」
しかし、羌瘣の剣も男はすばやくジャンプして交わしてしまった。
そして男は言う
「俺を呼んだのはお前のようだな。子供だが、命をもらうぞ」
第140話 二対一
趙本陣の宿営地
軍師・趙壮が状況報告を受けていた。
蒙武軍のおおよその位置が判明し、李白軍とはまだ距離がある。
公孫龍軍は東の高地に宿営した模様である。
山中では趙軍も味方の軍の動静も把握しずらいのだ。
そこに趙軍「総大将・龐煖の姿を見失った」と報告があった。
軍師・趙壮も事態を飲み込めていない。
大男と信、羌瘣が対峙している。
信には一人で秦軍の宿営地に乗り込んできた男の意図が理解できないでいた。
羌瘣が言う「お前みたいなやつを呼んだ覚えはないぞ」
「お前の意志ではなくお前の存在が読んだのだ」
「我武神 龐煖 也」
男の言葉に秦の兵士たちは言葉もない
「龐煖とは趙軍の総大将だぞ!」
「あり得ない十万の軍の大将が一人で夜襲をしかけるなんて」
信が叫ぶ
「武神だろうがなんだろうが関係ねぇ!仲間の仇を討つぞ 羌瘣!」
信と羌瘣が龐煖を挟み込んだ
信に背を向けていた龐煖が突然、信を目がけて襲ってきた!
龐煖の激しい一刀が信に襲い掛かる。信はそのパワーに吹っ飛ばされた!
ぐったりとして動かなくなった信。
羌瘣が龐煖に斬りかかるがかわされた。
羌瘣も龐煖の一撃をくらって飛ばされたが、空中で身体を捻って着地する。
「トーンタンタン トーンタンタン」
キングダム13巻の主な登場人物
キングダム13巻の見どころ
趙将・馮忌を討った信の栄誉を称えて千央軍長が高らかに「飛信隊」と「信」の名前を叫んだ場面が秀逸です。
この功績が信の名前が中華全土に響くきっかけになりました。
一歩一歩功績を積み上げて天下の大将軍への道を進む信の前に待ち受ける次の敵は趙の三大天であり、趙軍の総大将・龐煖。
「武神」を自ら名乗る龐煖を前に信と羌瘣はどのように戦うのか、本陣を退けた王騎軍の次なる戦略が気になります!
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